8月8日(木)に日光市にあります細尾ドームリンクで開催された日本体育大学インラインホッケークラブの合宿を視察させていただきました。
なお、本合宿の開催に当たっては、令和6年度栃木県スポーツ合宿開催費補助金をご利用いただきました。
インラインホッケーは、インラインスケート(縦に4輪のタイヤが並んだスケート)を履いてスティックでパック(ボール)をゴールに入れるスポーツです。アイスホッケーとは違い、氷上ではなく専用のコートやコンクリートで行われ、ボディチェック(体の接触)が禁止されているためプロテクターは簡易なものとなっています。とはいえ高速でスケーティングしており、不慮の接触は避けられないとのこと。
(WORLD SKATE JAPAN公式サイトより)
日本体育大学インラインホッケークラブは、女子チーム(日体大ドリームズ レディース)が今年7月に行われた第27回JIHFインラインホッケー全日本選手権大会(L)で優勝するなど輝かしい成績を残しております。今回の合宿は、4年生が引退し、1~3年生による新体制での初の合宿となります。
メンバーのほとんどは大学に入学してからインラインホッケーを始めているとのこと。部員が主体的に考え、行動することをチーム方針としており、練習内容を考えたり、課題の振り返り等は部員自身が行います。そうすることによって自ら考える力、そしてチーム力(団体行動)を培っています。
(競技の基本はスケーティング(走行)であり、基礎練習は欠かせません。)
チームは、例年細尾ドームリンクで合宿を行っており、その理由としてリンクから歩いて行ける距離に懇意にしている宿泊施設があること、夏でも涼しい日光の環境を挙げていただきました。また細尾ドームリンクなどアイスホッケーも行える施設の場合、冬期は氷を張るため、5月~9月頃に合宿を行っているとのことでした。
12月のワールドスケートジャパンインラインホッケー競技大会等、今後大会が控えているとのことで、これから新体制で新たな目標に向かっていきます。栃木県スポーツコミッションは、日本体育大学インラインホッケークラブの応援をするとともに、インラインホッケーの発展のため積極的に活動していきたいと思いますので、よろしくお願いします!