11月25日(月)~30日(土)に日環アリーナ栃木で開催されたアーティスィックスイミング日本代表候補「マーメイドジャパン」の合宿の様子を視察しました!
なお、本合宿の開催に当たっては、令和6年度栃木県スポーツ合宿開催費補助金を御利用いただきました。
マーメイドジャパンは、代表候補の中には、パリ2024オリンピックに出場した選手も含まれており、その驚きの演技で日本に感動を与えてくれたことが記憶に新しいですね!
アーティスティックスイミングは、かつてはシンクロナイズドスイミング(シンクロ)と呼ばれており、国際水泳連盟の決定に基づき、2018年から現在の名前に変わりました。
今回本施設で日本代表候補が合宿を開催した理由として、普段活動している「国立スポーツ科学センター(JISS)」が工事中であり、日環アリーナ(水泳場)がNTC(ナショナルトレーニングセンター)競技別強化拠点施設であるという前提がありますが、①アーティスティックスイミングは、ルール上、水深3メートル以上が必要であり、日環アリーナ栃木の飛び込み兼用の25メートルプールは水深最大5メートル(0~5メートルの可動式)であること、②トレーニング施設が同一施設内にあること、③宿泊施設(栃木県総合運動公園合宿所)が敷地内にあること等をあげていただきました。また、合宿中に上記合宿所について感想をお伺いしたところ、合宿所での食事のメニュー数について、栄養バランスを踏まえた上で相談したらすぐに対応してくれたなど施設の対応の良さにも評価をいただきました。
アーティスティックスイミングの醍醐味である息の整った芸術性の高い演技を行うため、コーチの指示の元、繰り返し練習に励みました。
今回は、日本代表派遣選手最終選考会を間近に控えているとのこと。チームの中でも競争することによってより練習への集中力・制度が高まります。
別日には、施設内でのトレーニングの様子を見学させていただきました。TISとちぎスポーツ医科学センターでは、競技特性に応じたトレーニング指導等を行っており、今回もTISのトレーナーによる指導が行われました。トレーニングは、日本代表が普段練習している「国立スポーツ科学センター(JISS)」からオーダーされたメニューに基づき行われました。このようにTISでは、トレーニング内容をチームと一緒に考えてメニュー作りしていきます。また、TISでは、トレーニング指導のほか、パフォーマンス分析、栄養指導及び心理指導等も行っており、なんといずれのメニューも合宿先等への出張対応が可能です(出張場所によって料金が異なります)。詳しくは、こちらから。
プール、トレーニングルームの両方で集合写真を撮影させていただきました!写真でも綺麗なフォーメーション、さすがです…..
栃木県では、日環アリーナをはじめ栃木県立温水プール館などにおける水泳の合宿実績も豊富にあり、小学生~日本代表レベルまで幅広く対応できます!また、栃木県は2024年パリオリンピック400m個人メドレー銀メダリストである松下 知之選手やリオデジャネイロオリンピック400m個人メドレーの金メダリストである萩野 公介選手など名だたる選手を輩出しています。今後ますます栃木が水泳でも盛り上がっていくよう、栃木県スポーツコミッションとして積極的に活動していきます!
「マーメイドジャパン」インスタ→https://www.instagram.com/as_mermaidjapan/