5月4日(土)、5日(日)に栃木県ライフル射撃場で行われた、早稲田大学射撃部の合宿を視察しました。なお、本合宿の開催に当たっては、栃木県スポーツ合宿開催費補助金をご利用いただきました。
今回は新入生を交えた4学年での初の合宿です。同部は普段は大学内の射撃場で練習を行っていますが、今年5月に栃木県ライフル射撃場で関東大会が行われること等から本射撃場での合宿を決めたとのこと。今年のGW期間中には日本大学射撃部や慶應義塾大学射撃部の合宿も行われており、大学を中心に他県からの利用者も多いようです👀
なお、この栃木県ライフル射撃場は昨年12月にパリ五輪の射撃混合エアピストル銀メダリストで、その軽装ぶりから無課金おじさんと呼ばれたトルコのユスフ・ディケチ選手が来場したことで話題になりました🔫
↑ユスフ・ディケチ氏(令和6年12月7日撮影)
射撃場は50mの第1射場と10mの第2射場と50m・100mの第3射場の構成となっており、射場毎に使用する銃の種類や競技が異なります。
↑10m、エアライフル(第2射場)
↑50m、スモールボアライフル(第1射場)
白い的の中心にある黒い部分をめがけて発射し、当たった部分が中心であればあるほど高得点となります。高い集中力を要する競技であり、大会などで何十発と撃つと疲労困憊になってしまうとのこと。
↑写真はユスフ・ディケチ氏来県時のものです。得点はディスプレイに表示されます。ディケチ氏(DIKEC)の得点をみると円の中心に集まっており、高い精度であることが分かります。
早稲田大学射撃部は今年度新入生が10数名入部し、そのほとんどが初心者とのことで先輩からの指導が行われていました。全国的にも射撃部がある高校は珍しく、大学からはじめることがほとんどとのこと📃
本射撃場では教習射撃を開催しており、合宿のタイミングで受講する方も多く、一石二鳥です。詳しくはこちら
同部は今年の夏にも本射撃場で合宿を開催してくれるとのこと😆本射撃場は射場毎の専有利用(貸し切り)も可能(予約必須で、予約は利用日の4ヶ月前から1ヶ月前までの間に行う)です。詳しくは施設宛てお問い合わせください。